CLを制したチェルシーをどう評価?クライフとアンチフットボール論。 - Number Web : ナンバー
サッカーを表現する専門用語のなかに、「アンチフットボール」という言葉がある。この言葉に厳密な定義はなく、国によってニュアンスが変わる可能性があるし、受け止める人によっても抱く印象は変わってくるだろう。ピッチに乱入したサポーターに対して使っても、八百長をしたクラブに使っても、基本的に間違いではない。
ただヨーロッパの報道を見ていると、そういう使い方は稀で、「自陣に閉じこもって、ほぼすべてのエネルギーを守備に注ぐチーム」という意味で用いられることが多いように思う。(中略)
ただし、アンチフットボールという言葉がヨーロッパのメディアに溢れているかというと、そういうわけではない。資金力に乏しい下位クラブが、いくら守備的な戦い方をしても、アンチフットボールという感覚をヨーロッパの人たちは持たないだろう。資金力と質の高さを持ち合わせたチームが、攻める勇気を捨てたかのように自陣に引きこもったときに使われるのが一般的だ。もちろん例外もあるが、本当のトップ・オブ・トップの戦いのみが対象になる。
相変わらず好きだね、この人も。
でも「本当のトップ・オブ・トップの戦いのみが対象になる」というのなら、日本代表がアンチフットボール批判されるのはおかしくないか?
「トップ・オブ・トップ」というのは、W杯優勝国+オランダまでだろうね。
日本代表が「例外」というなら、その根拠を示す必要があるね。