ホンダ、届出車35万台と国内販売73万台を目指す (レスポンス) - Yahoo!ニュース
ホンダ『N BOX+』の発表会席上において、本田技研工業常務執行役員日本営業本部長の峯川尚氏は、現在の軽自動車市場の状況と、今後の見通しをコメントした。
「国内の自動車市場を取り巻く環境は大きく変化しています。エコカーに対するユーザーの関心はますます高まり、軽自動車やスモールカーへの、ダウンサイジング化の傾向が加速しています」と分析。そして、「今年前半の販売状況を見てみると、市場の約70%がコンパクトカーやスモールカー、軽自動車が占め、そのうち約40%が軽自動車という状況です」と話す。(中略)
更に今後として、「昨年の東京モーターショーに出品した、『N CONSEPT4』をベースとした新たな魅力を持つ軽自動車をこの秋に投入します」とし、「2012年はホンダにとって新たな挑戦へのスタートの年です。商品開発、生産、販売、全ての領域で全社一丸となり、2012年度の届出車販売35万台、そして、国内販売73万台に向けて取り組んでいきます」とその意気込みを語った。
73万台中の35万台ということは、軽比率48%となります。 業界に先駆けて「新車の1/2は軽」という体質を作ろうとしているのでしょう。
もし国内生産100万台を維持するなら、軽だけで50万台ということになります。 そうすると鈴鹿のライン2本とも軽で埋まってしまいますね。
それを売り切るのもまた大変なことです。
ホンダ、軽・スモールカー店舗のより強化を (レスポンス) - Yahoo!ニュース
峯川氏は、「時代にあった店舗を目指し、自分自身も幾度となく販売店に足を運び、ユーザーの意見や、販売現場の状況を確認してきました。そして、昨年秋より新たにスタートしたのが、軽・スモールを中心とした販売店“スモールストア”の展開です」と語る。
また、このスモールストアは、「軽・スモールカーが主役のお店で、入りやすさ、選びやすさ、居心地の良さをコンセプトに、クルマに詳しくないユーザーでも気軽に立ち寄りやすい店舗を目指しています」という。
そして、「現在では全国で軽・スモール強化店舗を推進しており、74店舗がスモールストアとして既にスタートしています。ユーザーからは子供連れでふらっと立ち寄りやすくなった、色々な展示車があって選びやすい、カフェの様な店内で落ち着いた雰囲気が良いなど、好意的な評価をもらっています」とし、「商品の刷新、店舗の改革を通して、軽自動車にかけるホンダの想いが確実にユーザーと世の中に伝わっていくものと信じています」と語った。
N Boxの成功で、スモールストアの展開に弾みがついたのは大きいと思います。 販売店がその気になってくれないと進まないですからね。