ガスエアコンはいいことずくめ?

ガスエアコンはいいことずくめ? 使用電力は通常エアコンの150分の1 - SankeiBiz(サンケイビズ)

ガスを燃焼させたエネルギーで冷暖房を行う「ガスヒートポンプ(ヒーポン)エアコン」に注目が集まっている。消費電力が通常のエアコンの150分の1にとどまるうえ、国が機器代金と工事費の一部を助成する制度が継続されたためだ。大阪ガスは電力需給が逼迫(ひっぱく)する今夏に向け、昨年度比12%の販売増を目指す。
 
普通のエアコンは電気モーターでコンプレッサー(圧縮機)を回して冷暖房を行う。これに対しガスヒーポンはガスの燃焼エネルギーを動力にして圧縮機を回す。このため電気を使うのは制御系や排気ファンなどの一部だけになり、使用電力は通常のエアコンの150分の1程度になる。
 
大阪ガスは23年度の設置目標約42万キロワット(冷房能力)を順調に消化。ガスヒーポンと他のガス冷暖房システムを合わせ、これまでに累計約1410万キロワット(冷房能力)分を設置し、電力のピークカット効果は約400万キロワットに上る。原子力発電所4基分に相当し、節電効果は大きい。

エコキュートが「空気の熱でお湯を沸かす」と言ってるのは、このヒートポンプによるものです。
エコキュートではモーターでコンプレッサーを回しているのですが、だったらガスエンジンで回した方がよくね? ということですね。

発電機を回すだけのエコウィル(排気量 163cc)と違って、コンプレッサーを回すにはある程度のパワーが必要です。 必然的にエンジンも大型になるのでしょう。
これを機に住宅用のガスエンジンも見直されるといいですね。