「真の改革者」としての小沢一郎論

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2つの顔を持つ政治家・小沢一郎論|上久保誠人のクリティカル・アナリティクス|ダイヤモンド・オンライン

小沢氏は、権力を掌握するために、まず中選挙区制をベースとする自民党の利益誘導政治を解体する必要性があると考えた。自民党利益誘導政治を誰よりも知り尽くし、その限界を誰よりも強く認識したからこそ、「政治改革」を志向する政治家という、もう1つの顔を持つことになったのだ。
 
「政治改革」が始まってから約25年経った。この間、さまざまな政治家が「改革派」として浮上しては、消えていった。「神輿に乗って」首相となったが、日本政治の権力構造の前に、なすすべなく短命政権に終わった者もいた。小沢氏は、これら「にわか改革派」とは一線を画し、「政権交代ある民主主義」を実現した真の功労者であった。

面白いですね。 小泉純一郎よりはるかに「自民党をぶっこわす」のみならず、日本の政治システム全体を変えた政治家として、後世に評価されるのかもしれません。