マツダだけは「エコカー補助金」反動減を恐れず?

「補助金切れ」マツダを救うか:日経ビジネスオンライン

8月には、今年前半の国内自動車販売を後押ししたエコカー補助金の予算が払底する。補助金で先食いされた新車需要の急減は確実。トヨタ自動車や日産自動車が国内生産能力の削減に舵を切る中、なぜマツダは増産へとアクセルを踏むのか。その背景にあるのが、もう1つの補助金だ。
 
それは「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」。EVやPHV(プラグインハイブリッド車)が対象と思われがちだが、一定の環境規制をクリアした「クリーンディーゼル自動車」にも適用される。購入者が6年以上保有することが条件で、2012年度の予算枠440億円に対して7月4日時点の申請受理額は29億円。補助金原資はまだまだ潤沢にある。(中略)
 
今夏以降は、このクリーンエネルギー補助金だけが切れずに残りそうだ。EVも同じくクリーンエネルギー補助金を受けられるが、割高感から需要の盛り上がりは期待したほどではないとの見方が多い。マツダ以外にディーゼル車が主力車種に育っている国内メーカーがないことを考えると、マツダは補助金効果を引き続き謳歌できる唯一のメーカーとなり得る。

そうするとプリウスPHVも人気が出そうですね。