エアコンの除湿は電気を喰う

一昨日の夜から涼しくなりましたが、その前は本当に暑かったです。
帰宅すると家の中が蒸し暑くて、窓という窓を開けても全然涼しくなりませんでした。

そこで20時頃から寝室のエアコンを除湿にしておきました。
就寝時には快適になっていたのですが、エネルックの表示を見るとかなり電力を使ってしまったようです。

エア・コンディショナー - Wikipedia

除湿運転には二種類有り、弱冷房除湿と再熱除湿がある。弱冷房除湿では弱く冷房をかけて除湿する。そのため温度を下げる能力は冷房運転より低下するため、当然だが消費電力も少なくなる。この方式では湿度と同時に温度も下がるため、だんだん除湿量が低下していきあまり除湿出来なくなる。また梅雨時など室温がそれほど高くない場合は肌寒く感じることもある。
 
次に室温を保ったまま湿度を下げるのが再熱除湿である。しかし、冷房除湿で温度が下がった空気をヒーターで加熱して一定温度に戻す再熱除湿は、冷房運転よりも消費電力は多い。このタイプの再熱除湿は近年の家庭用エアコンでは採用されていないが、一部の鉄道車両用エアコンなどで採用されている。
近年の家庭用エアコンで多く採用されている室外機の廃熱をリサイクルする方式の再熱除湿では、冷房に比べて温度を下げる能力が低下する。そのため、昼間など大きな冷房能力が必要なときに使用すると、室温が下がらずに消費電力だけ大きくなる場合もある。機種によっては温度や湿度を監視し、最適なモードに自動的に切り替える物もある。
 
除湿運転の場合、冷房運転だけでは取りきれない湿度を下げる事が出来るため、設定温度を高めにしても体感温度は下がる場合もあり、実際の消費電力は個々のケースによる。

使っているエアコンの除湿方法がどのようなものかは、なかなか取説やカタログではわからないのですが、一般的には冷房より除湿のほうが消費電力は大きくなるようです。


エアコンのこまめなオフは禁じ手、ドライ運転も要注意:日経ビジネスオンライン

エアコン選びで注意したいのは、暖房機能を使用するか否かというところ。エアコンの省エネ性能は冷房時も暖房時も非常に向上してしますが、消費電力量は冷房時よりも暖房時の方が格段に多いため、冷房のみでしか使用しない場合には、そこまで劇的に電気代が削減できるかというと微妙です。

そーなんですよね。 おそらく10年前のエアコンを買い換えても、冷房時の消費電力は15%下がるかどうか。 冷蔵庫と比べると、それほど劇的には下がりません。

部屋が涼しくなってきたから節電のためにスイッチを切る、しばらくしてまた暑くなってきたからスイッチを入れる――。
 
実は、こまめなオン・オフは節電には全くの逆効果です。エアコン使用時の節電でまず知っておきたいことは、立ち上がりの時の消費電力と、室温が安定してきた時の消費電力では大きく異なるということ。エアコンは常に一定の電力を消費する家電ではなく、つけてから最初の10分程度が一番大きく電力を消費します。それ以降安定した運転に入るとガクッと消費電力は少なくなります。そのため、いかに早く室温を設定温度まで近づけるかが重要です。
 
部屋の広さに見合わない小さなエアコンを使用したり、立ち上がりの時から微風運転をするなど、安定運転までにより時間がかかる使い方だと無駄に電力を消費します。一番よくないのは、上の例のように、頻繁につけたり消したりを繰り返すことなのです。「こまめに消す」は節電の基本ですが、エアコンに関しては当てはまりません。

最初の30分くらいは爆風モードならぬ「風力:強」で一気に冷却して、そのあとは自動運転で安定させるのがいいかな。