日産自動車は自動車の生産コストを削減するための新手法を導入する。部品購買や車両組み立て、物流など各分野を横断する形で、1台当たりの理論上の最低コストを算出。その理想コストと現行コストとを比較し、ギャップを埋めるための方策を多様な角度から検討して効果的な削減につなげる。
全工場・全モデルを対象に世界展開する。2016年度まで年5%の原価低減を継続する目標の達成を確実にするとともに、削減率の上積みを狙う。
日産は年内にも主要モデルの理想の生産コストをまとめ、徐々に対象モデルを広げる。同じモデルでも工場が異なれば別の理想コストを算出することになる。主要モデルの理想コストは現行コストと比べ「10%減まではいかないレベル」(山内康裕常務執行役員購買担当)という。
日産はどんどん新しい取り組みを始めていますね。 素晴らしい。