JR北海道、江差線の一部区間の廃止を検討

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江差線の一部廃止検討=JR北海道 (時事通信) - Yahoo!ニュース

JR北海道が江差線(五稜郭―江差、79.9キロ)のうち、旅客需要が特に少ない木古内―江差間(42.1キロ)の廃止を検討していることが8日、分かった。廃止時期は未定。今後、沿線3自治体との協議に入る。実際に廃止となれば、同社の路線廃止は1995年の深名線(深川―名寄)以来となる。

そうすると、三笠鉄道記念館の「思い出の駅」の札がまた増えてしまうのですね。 悲しいことです。

江差線 - Wikipedia

江差線(えさしせん)は、北海道函館市の五稜郭駅から上磯郡木古内町の木古内駅を経て、檜山郡江差町の江差駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。
 
このうち五稜郭 - 木古内間は青函トンネルを経て北海道と本州を結ぶ津軽海峡線の一部を成し、かつ函館都市圏輸送も担っており、後述の通り、北海道新幹線が新函館まで開業した後も第三セクター鉄道として存続することが決定したが、木古内 - 江差間はJR北海道管内で乗降客が最も少ない区間であるため、北海道新幹線新函館開業後は廃線が取り沙汰されている。(中略)
 
五稜郭 - 木古内間は青函トンネルの北海道側の接続路線とされ、1988年3月の海峡線開業に合わせて電化等の改良工事が実施され、本州と北海道を直結する幹線ルート津軽海峡線の一部となった。一方、木古内 - 江差間は北海道道5号江差木古内線が未整備であることもあり、非電化のローカル線として取り残された。予定線の後段である「木古内ヨリ分岐シテ大島ニ至ル鐵道」も松前線として木古内 - 松前間が開業していたが、国鉄再建法により特定地方交通線に指定されたこと、国道228号の整備状況が良好であることもあり、海峡線の開業に先立って1988年2月1日に廃止された。1968年に選定された「赤字83線」にも挙げられている同路線が存続したのは輸送量の多い五稜郭 - 木古内間が含まれていたからともいわれる。

「赤字83線」のうち、まだJRに残っているのは20路線だけなんですね。
つか、この中で最後に廃線になったのは可部線なんだ。 西日本トラミの時は、まだあったんですよね。

可部線 - Wikipedia

可部駅以北は国により建設された。1968年に国鉄諮問委員会が提出した意見書で、可部駅 - 加計駅間が鉄道としての「使命を終えた」路線、いわゆる赤字83線に挙げられ廃止勧告を受けた一方で、建設は続けられ、翌1969年に三段峡駅までが開通した(新規開業区間は非電化)。その後も日本鉄道建設公団の建設線(今福線)として山陰本線の浜田駅を目指して建設が進められたが、1980年の国鉄再建法の施行により工事は中断され、現在も遺構が残る。
 
2003年には非電化区間の可部駅 - 三段峡駅間が廃止された(詳細は後述)。なお同区間内には、1954年の布駅 - 加計駅開業により国鉄路線延長が2万kmに達した地点(坪野駅 - 田之尻駅間。坪野寄り500m)が含まれており、位置を示す記念碑だけが取り残されることとなった。

知らなかった。 いつか再訪してみたいですね。