「がん」になる人はボケにくい?

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がんがアルツハイマー病を予防!? 喫煙関連がんでリスクが74%低下|カラダご医見番|ダイヤモンド・オンライン

今年3月、英医学雑誌「BMJ」に興味深い論文が載った。米フラミンガム・スタディからの報告。それによると、がん経験者は健康な人よりもアルツハイマー病を発症するリスクが33%減少し、しかも喫煙が関係する肺がんや頭頸部がん、食道がんの生還者では、74%も(!)リスクが減る、というのだ。
 
一方、追跡期間の22年間にアルツハイマー病と診断された人がその後にがんを発症するリスクは、61%低下した。つまり、がん患者はアルツハイマー病になりにくく、逆もまた真なり、というわけ。同じ傾向はアルツハイマー病の疑いを含むすべての認知症患者で認められた。ちなみに、前立腺がんなど非喫煙関連がんでのアルツハイマー病発症リスクは18%減に止まっている。

どっちか選べと言われたら、「がん」の方がいいかなぁ。