「フィットEV」 一般向けには売る気なし

ホンダ、「フィットEV」まず法人向けに発売 月額5万5千円程度でリース (産経新聞) - Yahoo!ニュース

ホンダは31日、主力小型車「フィット」の電気自動車(EV)のリース販売を始めたと発表した。法人向けで、2年間で国内約200台の販売を目指す。車体価格は400万円だが、月額のリース料は5万5000円程度になるという。(中略)
 
過去にEVの実証実験を行っていた埼玉県と熊本県大津町への納車を皮切りに、自治体や企業に売り込みをかける。米国でも先月リース販売を開始し、3年間で1100台の販売を狙う。
 
一般発売については「EV市場はまだ発展途上で本格的にビジネス展開するのは難しい」(担当者)ことから、販売動向をみて慎重に検討する。

どうせ来年にはFMCするのでしょうし、量産ラインでの生産でもないので、この価格は仕方ないのでしょう。

Car Watch ホンダ、一充電走行距離225kmの「フィットEV」リース販売開始

フィットEVは、1997年にリース販売した「Honda EV Plus」を原点する、5人乗りの都市向けコミューター。車両開発にあたってのキーワードは「Fun」「Mottainai」とし、「少ないバッテリー容量で、より長く走れること」「モータードライブの走りを、さらに究めること」「充電などにかかる時間のムダをなくすこと」を目指した。
 
動力源には、最高出力92kW(125PS)/3695-10320rpm、最大トルク256Nm(26.1kgm)/0-3056rpmを発生する、燃料電池車「FCXクラリティ」と同様のギアボックス同軸モーターを採用するとともに、東芝製の20kWhリチウムイオンバッテリー「SCiB」を床下に搭載し、交流電力量消費率106Wh/km、一充電走行距離225km(ともにJC08モード)という電費を達成。一充電走行距離については、三菱自動車「i-MiEV」の180km(Gグレード)、日産「リーフ」の200kmを超え、「世界最高の電費性能を達成」したとする。(中略)
 
また、減速トルクを電気に換えてバッテリーに蓄電する回生システムに、より多くの減速エネルギーが回収できる新開発の「電動サーボブレーキシステム」を採用した。同システムの採用により、従来の油圧ブースター式の回生システムでは困難だった、ブレーキペダルの踏みはじめから停止間際までの減速エネルギーの回収を実現し、従来よりも回生量を約8%向上させた。さらに、モータートルク減速と液圧ブレーキの配分が変化しても、ドライバーが違和感を覚えない自然なフィーリングを実現したと言う。(中略)
 
ボディーサイズは4115×1720×1580mm(全長×全幅×全高)で、フィット ハイブリッドと比べ215mm長く、25mm広く、55mm高いスペックとなる。ホイールベースは2500mmで変わりない。重量はフィット ハイブリッドの1140kgから330kg増の1470kgとした。

EVはエンジンなど複雑なものがなくなるので、シンプルになるという話を聞きますが、なんでこんなに重くなるんでしょうね。