エコカー補助金、駆け込み需要ない理由

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朝日新聞デジタル:エコカー補助金、駆け込み需要なし 終了は9月以降に

なぜ、今回は駆け込み需要が出ないのか。理由はいくつか考えられる。
 
まずは、メーカー各社が展開したキャンペーンの影響だ。富士重工業やダイハツ工業、三菱自動車など大手メーカー各社は、補助金の申請が間に合わなくても、その分を補填(ほてん)する持ち出し覚悟の販売策を展開する。あわてて駆け込みの買い物をしなくても、補助金相当額をメーカーが補填してくれると知った消費者が、今回は冷静に行動している可能性がある。
 
構造的な要因を指摘する声もある。今回は一定の燃費基準を満たせば10万円(軽自動車は7万円)をもらえる。前回はこれに加え、登録から13年以上たった古い車を同時に廃車にすれば、さらに15万円(軽自動車は半分)の補助金が追加でもらえた。このため、エコカーの普及率が高まり、買い替え需要が前回よりしぼんだとの指摘だ。
 
SMBC日興証券の渡辺浩志エコノミストの分析では、今回の補助金を利用して売れる車は、予算枠(約3千億円)の4倍の1.2兆円分。前回は予算枠(約5800億円)の約8倍の4.6兆円分の車が売れたといい、「2回目ともなると政策効果は弱まっている」と指摘する。

リポDの効果が切れたところに、またリポDを飲んでも効果は薄いのですが、オロナミンC飲んでるようなものですね。