JR北海道:江差線廃止を正式提案 地元説明会、3町長が受け入れ表明 /北海道- 毎日jp(毎日新聞)
江差線の木古内−江差間(42・1キロ)の廃止についてJR北海道は3日、小池明夫社長も出席して地元説明会を江差町で開き、廃止を正式に提案した。沿線3町長は代替交通手段の確保への協力を条件に受け入れを表明した。JRは14年春の廃止を計画しており、3町とJRは今月にも代替問題について協議会を発足させる。
廃止理由についてJRは、同線の木古内−五稜郭が北海道新幹線新函館開業後に第三セクター経営となり、JR線から分離された「飛び地」になる▽11年度、営業1キロ当たりの1日平均輸送人員が41人でJR北海道で最も低く、年間3億円以上の赤字▽豪雪地で設備の老朽化も進み、今後も莫大な維持費がかかる−−ことなどを挙げた。
終了後、上ノ国町の工藤昇町長は「代替はバスしかないと思うが、木古内町の国保病院に通うお年寄りのことも考えて」。木古内町の大森伊佐緒町長は廃止に理解を示しながらも「檜山管内から鉄路が消えるのは寂しい」と語った。江差町の浜谷一治町長はJRに「住民への説明会を開いて」と要望した。
廃止の前にはちょっと行けないかな。