朝日新聞デジタル:カローラにHVモデル、来秋にも トヨタ、大衆車で攻勢 - 愛車
カローラは国内新車販売で、2001年まで33年連続で1位。しかし、近年はHVや軽自動車に抜かれている。今年5月に全面改良で初めて小型化して燃費も向上させたが、販売は予想よりも伸び悩んでいる。HVモデル追加で、てこ入れしたい狙いもありそうだ。
トヨタは当初、今年5月の全面改良にあわせてカローラにHVモデルの導入を検討。しかし、昨年末に発売した小型HVのアクアが予想を上回る人気となり、HV基幹部品をカローラ向けにまわす余裕がなくなったことで、カローラHVの導入は見送られていた。トヨタは2020年ごろまでに全車種にHVモデルを導入する計画をすすめている。
んなバカな話がある訳ないじゃん。
年末にアクアがバカ売れしたとして、半年後に発売する予定のカローラのHV搭載見送りを判断するなんてありえない。
もしそこまで準備が出来ていたのだとしたら、HVを追加するのに1年かかるというのも考えられない。
トヨタは過去にもエスティマやハリアーなど、ミニバンおよびSUVにHVを設定したけど、やっぱり専用ボディを持つプリウスだけが売れる状況が続いたよね。
だから先代や現行オーリス、現行ヴィッツなど、欧州ではHV仕様を投入しているのに、日本ではあえて売らなかった。 代わりに、専用ボディのアクアを売って、大ヒットさせたのです。
日本ではまだHVにはステータスがあって、消費者の所有欲を満足させてエクストラコストを払わせるためには、専用ボディが必要だったと。
ただ、ホンダはフィットやフィットシャトル、フリードなど、既存車種にHVを追加して販売を伸ばしています。 「第三のエコカー」も増えてきて、そろそろHVも普通のクルマになってきました。
そういう状況での路線変更なんでしょう。
ちなみに、新型カローラ発売時はこんな言い訳をしていましたけどね。