ヒーロー vs ホンダ インド2輪市場の仁義なき戦い

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【インド】上期の二輪販売、ヒーロー低迷もホンダは躍進 (インド新聞) - Yahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)

2012年度上期(4-9月)の二輪車販売実績で、国内最大手のヒーロー・モトコープのシェアは42.7%となり、前年同期から2.6ポイント減少した。(中略)
 
ヒーローからシェアを奪う形で伸長しているのがホンダのインド二輪子会社、ホンダ・モーターサイクル&スクーター・インディア(HMSI)。同社の上期の業績はバイクが前値同期比64%増、スクーターは39%増といずれも大幅に伸びた(YS・グレリア販売マーケティング担当副社長)。これにより、同社の上期のシェアは前年同期の13.2%から約6ポイント増え、19.0%に達した。全メーカーの中で唯一シェアを伸ばすことに成功。6月下旬に同社初となるエントリータイプのバイク「Dream Yuga(ドリーム・ユガ)」(110cc)を発売したほか、スクーターが好調を維持したことなどが寄与した。 月別のシェアでも4月の16.7%から9月は21.7%に伸び、堅調に推移している。
 
一方、ヒーローは「Splendor(スプレンダー)」の上期の販売台数が123万3,000台に達し「世界で最も売れたバイクのブランドとしての座を維持した」ことや、125ccバイクの売上高が30%以上伸び、同市場で3分の1以上のシェアを獲得したことを強調、好調ぶりをアピールしている。さらに、祭事シーズン期間中に攻勢をかけ、巻き返しを図る構えをみせている。

ヒーローのバイクの大半は、ホンダと合弁時代の技術なんですが、今後のモデルの開発力(特にエミッション対応)などを考えると、この傾向はしばらく続くのでしょう。