前立腺がんとフライパン

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調理法でリスクが変わる? 前立腺がんとフライパン|カラダご医見番|ダイヤモンド・オンライン

対象者1096人、早期前立腺がん患者717人、進行前立腺がん患者1140人の3グループで比較した結果、豚肉や牛肉など赤身肉を週に1.5回以上、フライパンでこんがり焼いて食べる男性は進行前立腺がんのリスクが30%も上昇した。また、直火焼きなど高温調理の赤身肉を週に2.5回以上食べると、リスクは40%まで上昇するという。ステーキよりも、中までよく火が通りやすいハンバーグが危ない。
 
一方、同じグループで鶏肉のリスクを調べたところ、フライパン調理では同じくリスクが上昇したが、直火焼きでは逆にリスクの低下傾向が見られた。研究者は高温調理でタンパク質から発生する「HCAs」、また脂身のコゲ部分や調理の煙に含まれる「PAHs」という強力な発がん物質が関係しているようだと指摘している。おそらく低脂肪の鶏肉はPAHsの発生が少なかったのだろう。ただし、なぜフライパンでは共通してリスクが上昇したかは不明のままである。ともあれ、焼き肉の食べ過ぎは控えたほうがよさそうだ。

脂肪の量の問題ではないんですね。 でも美味しいんだよねぇ。