日産自株、中国リスク長期化懸念で1年ぶり安値

日産自株、ほぼ1年ぶり安値 中国リスク長期化を警戒:日本経済新聞

日産自は尖閣問題が深刻化した8月後半から株価低迷が鮮明だ。3日は一時、前日終値比17円(3%)安の643円まで下げ、直近ピーク(8月20日の803円)からの下落率は2割に迫った。3日にはドイツ証券などが日産自の目標株価を引き下げた。
 
市場では中国で「日本車離れ」が長期化することへの警戒感が根強い。とくに日産自の世界販売に占める中国比率は約25%と日系大手では抜きんでている。日系では唯一中国事業の収益の半分を連結決算に組み込んでおり、中国不振はそのまま収益に直結しやすい。
 
現地専用車の開発や内陸部での販売強化を通じ中国開拓で先行したためだが、日系車大手を代表する“中国銘柄”との評価が一転して逆風にさらされている。

日産だけじゃなくて日系メーカー全てに影響するんですが、確かに日産はリスクを取って中国で事業拡大していました。 そのリスクを払わされることになるのでしょうか?

日産中村常務、中国での反日感情「将来に対して全然悲観していない」 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース)

日産自動車の中村史郎常務執行役員は、日中関係が悪化し中国で反日感情が高まっていることについて、「影響は小さくないが、将来に対して全然悲観していない」との考えを示した。
 
中村常務は10月3日都内で行われた企業ブランドに関するイベントに参加後、一部報道陣に対し、「我々の中国事業は、完全にジョイントベンチャーで会社の名前も東風日産。日本の会社が外から来て、単に造っているのではなくて、中国の中で産業を生み出し、市場を生み出して、技術も中国に移管しているので、そういう活動もしっかり理解して頂くことは大事かなと思う」と述べた。
 
さらに「今のところ確かに影響はすごくでていて、小さくない」としながらも、「中国の中に根差しているブランドだということを伝えていくしかないと思う。時間は確かにある程度はしょうがないと我々も思っているが、でもずっと続くわけではない。いつかは必ず戻ってくるわけで、そういった意味で将来に対して、長期的な意味で全然我々悲観していない」と強調した。

長期的には中国も民主化されて、普通の国になるのかもしれません。
でも企業の決算は四半期単位、年度単位だし、株価はミリ秒単位で揺れ動くんですけどね。


トヨタ、中国での生産台数大幅減へ 反日感情で販売減少受け (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)

トヨタ自動車が10月の中国での生産台数を昨年に比べ大幅に減らす方向で調整していることが5日、分かった。沖縄県・尖閣諸島を巡って中国国内の反日感情が高まる中、注文のキャンセルが相次ぎ、9月の販売台数が8月の半分となる3万5千台程度まで落ち込んだことに対応する。

ホンダなんかも生産能力拡大を発表していましたが、そのまま実行するのかしらん?