ウォシュレットの節電機能

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1Fと2Fのトイレには、TOTOのウォシュレットが付いています。

1Fの奴は新築時に標準で付いていたTCF260GRというベーシックなモデルです。
2Fのはネットで買って自分で取り付けたTCF4130です。 早いものでもう8年前になるんですね。

ウォシュレットで節電というと、便座や温水の温度をできる限り低く設定するとか、使い終わったら便座のフタを閉めておく、というのが一般的です。
ちなみに「便座のフタを閉める」というのは、風水的にも良いそうです。


ウォシュレットが持つ節電機能で最もベーシックなのは、「タイマー節電」という機能です。 TCF260GRにもあります。

これは「タイマー節電」ボタンを押した時刻から一定時間(3時間・6時間・9時間から選択)便座のヒーターを自動で切って節電するというもので、一度設定すれば毎日作動します。

一般的には就寝中に節電するのでしょうが、夜中に起きてトイレに行ったりすると、ヒヤッとすることになるかもしれませんね。

日中に不在になることが多いのなら、出かけるときに「タイマー節電」ボタンを押して、9時間節電させると効果が高そうです。 でもこれも休みの日などに不都合を感じるかもしれません。


TCF4130などアプリコット・シリーズには、さらに「おまかせ節電」(最近のモデルは「スーパーおまかせ節電」)機能が付いています。

「(スーパー)おまかせ節電」はトイレの使用頻度を記憶して、まったく使用しない時間帯は便座の温度を自動的に下げて(スーパーだと切ることで)節電します。 もちろん「タイマー節電」との併用もできます。


ところでウォシュレットの消費電力はどれくらいあるんでしょうか?

取説によると、TCF260GRで定格消費電力が570W、年間消費電力量が271.5kWh(31Wh/h)。 TCF4130は同じく1277W、152kWh(タイマー機能On)です。 これもまた24h通電している訳ですから、バカにならない消費電力です。

最新モデルのアプリコットF3W(TCF4831)だと、定格消費電力が1282W、年間消費電力量は僅か61kWhになります。 TCF260GRと置き換えれば、年間で200kWh近い節電になりますね。


とはいえ、GbEのハブと違ってウォシュレットは高い買い物です。 安いショップで9万円台、オークションでも6万円台半ばですから、おいそれと買い換えることはできません。

いつか買い換えるときがきたら、消費電力に注目して買いたいと思います。