トヨタの中国苦戦は市場変化の「読み違い」にある?

焦点:トヨタの中国苦戦、反日デモより「読み違い」が原因か (ロイター) - Yahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)

9月の反日デモの前の8月までの統計によると、ヤリスの月間販売台数は平均1250台にとどまっている。これに対し、日産自動車<7201.T>の「ティーダ」は1万2000台、GMのセイルは1万7000台だった。
 
ヤリスは、トヨタがいかに中国の自動車市場の変化を読み違えたかを示している。中間層が車が買えるようになるペースの速さを認識できず、この新たな購買層の大半が実用本位のモデルを好むという状況を把握し損なった。

昔の中国市場はステータスを重視する購買層が多かったですが、内陸の農村部で増えた新しい購買層はもっと価格重視なのでしょう。

東風と合弁する日産は、早くに気づいてキャッチアップしましたが、トヨタやホンダは成功体験に縛られて3年くらい遅れています。
ホンダなんかは、日産と同じく東風をパートナーにしているんだから、気が付きそうに思うんですけどね。

もちろん巻き返しの策は打っているようです。

トヨタは、ヤリスの問題解決の切り札として、新たに中国に特化して開発する手頃な価格の小型車の投入を考えている。あるトヨタ関係者がロイターに語ったところによると、この車はインドで8350ドルの低価格で売られている小型車「エティオス」を原型にしており、早ければ来年にも中国で販売が開始される。(中略)
 
トヨタの広報担当者は、予想を下回るヤリスの販売を中国事業の現地化の進展と結び付けるのは行き過ぎと反論。「当社は現地社員の管理職への登用を増やしており、今後もこの方針は変わらない」と述べた。
 
ただ2000年代半ばに小型車「ヴィオス」のテコ入れを検討する際には、日本を拠点とする製品開発担当者が中国の販売担当幹部の助言を聞き入れなかった経緯がある。この時、現地幹部は、新興国市場向けに設計された開発中の手頃な車を使うことを助言したが、開発担当者は中国の消費者には不十分としてインドへの投入を決めた。この車がエティオスだ。

「ヴィオス」は東南アジアでも失敗だったからね。 マレー人はみな「カッコ悪い」と言っていました。 かなりホンダのシティへ流れたようです。