【笠原一輝のユビキタス情報局】 アウトオブオーダーと最新プロセスを採用する今後のAtom
実は、IntelはCedar Trailの後継としてValley Trailという22nm世代のネットブック用Atomの開発を進めていた。そのValley TrailのプロセッサコードネームがValleyview、つまり今Bay Trail用として開発されているSoCそのものなのだ。だが、すでに何度も指摘している通り、ネットブックは市場そのものが縮小傾向で、それがタブレットに置き換えられているのが現状だ。そこで、IntelはValleyviewのターゲットをタブレットに置き、タブレット向けに開発することに方針を転換、ネットブック用はその派生品として計画することにしたのだ。
こうした背景があり、Bay Trailには2つのコードネームがある。タブレット用がBay Trail-T、ネットブック用がBay Trail-Mとなる。
ということは、mini-ITX M/Bの新作も期待できそうですね。