ホンダ「N-ONE」は「税制優遇のあるフィット」

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ホンダが新型軽「N-ONE」に賭ける思い | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

N-ONEの目標販売台数は月間1万台を掲げるが、すでに先行予約が約9000台に達した。国内販売を担当する峯川尚・ホンダ常務執行役員は、「実車がない先行予約での9000台はいい数字」と話す。軽自動車を担当する松本宜之・ホンダ常務執行役員も「スタート段階での手応えはN BOXと同等かそれ以上」と明かす。
 
N-ONEで狙うターゲットは、税金など軽自動車ならではの優遇に魅力を感じつつも、走行性能や質感、安全性は犠牲にしたくない、というマーケット。N BOXなどの軽自動車と、フィットなど経済性が高い排気量1~1.5リットル級のコンパクトカーの間にポジショニングしている。「フィットを超える軽、優遇のあるフィット」(浅木氏)というのがいわばキャッチフレーズだ。

昨日、実車を見てきたんですが、あれは売れるかもしれません。 実物大チョロQというかミニカーっぽいんですが、チープな感じはしないです。

「N-ONE」の赤とか派手な色に乗った年配の人とか、カッコよく見えると思いますね。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダの本気で軽が面白くなる | レスポンス

ホンダが11月1日に発売した『N-ONE』は、登録車からのダウンサイジング移行を強く意識し、安全装備では同社の看板モデルである『フィット』を上回る内容とした。全面改良まで1年弱となったフィットを食ってもいいという割り切りだ。ユーザーが登録車から軽への移行をためらう要因を分析し、ひとつずつつぶしていったこのモデルは、登録車キラーの先兵となろう。
 
マーケットでは、メーカー間の勢力関係にも変動が起きている。1~10月の軽販売シェアは、昨年12月にNシリーズを投入したホンダが、前年の8.5%から一気に15.5%に伸長させ、逆に2強は少しずつシェアを落とした。まだ、2強とのシェア差は2倍前後あるものの、15年までにさらにスポーツタイプを含み5つの新モデルを計画しているホンダが投じた波紋は大きい。

ホンダとしては日産「ノート」潰しでフィットを競合させて、「N-ONE」を売りたい感じでしょうか。