朝一番の甘いものがやる気を失わせていた!? 午前中から仕事の効率を上げる朝ごはんの秘密|オトコを上げる食事塾 笠井奈津子|ダイヤモンド・オンライン
一方で、「小さい頃から、朝は何か口にしてから行きなさいと言われていたので」と、確実に朝食を食べている人もいる。「ブドウ糖は脳のエネルギー源だから、朝ちゃんとごはん食べないと頭が働かないんでしょ?」…おっしゃる通りだ。
とはいえ、口にできたら何でもいいわけではない。「菓子パンとかチョコレートとかゼリー飲料しか口にできない」と言われたら、「それなら、ムリして食べなくてもいいです」と言ってしまう。なぜなら、朝の身体はまだ代謝のスイッチが入っていない。いわば、省エネモードのようなもの。そこへ、偏った栄養バランスの高脂肪・高カロリー食を体に入れてもうまく代謝できない。そうすると、なんかだるいな、本腰入らないな、といった感覚をお昼くらいまでひきずってしまう。
一般的に、野菜や海草など、食物繊維を多く含んでいたり、血糖値を上げにくい食べものからいただくと太りにくい、と言われるが、この食べる順番は、断食後の朝食こそ大事、と覚えていてほしい。おみやげでいただいたお菓子やケーキ、「夜食べるよりは朝食べた方が太らないだろう」と思っても、決して、起きぬけ一番に口にしてはならない。
嫁に教えてあげたいと思います。