カテゴリー創造こそが苦境から抜け出す唯一の道

ブランドは価格競争脱却の切り札にはなり得ない:日経ビジネスオンライン

新しいカテゴリーを形成して、競争のない状態を作り出せれば、値下げをする必要もなく価格を維持でき、製品がコモディティー(汎用品)になることも防げる。製品のコモディティー化によって価格競争に巻き込まれている多くの日本企業にとって、カテゴリー・イノベーションに取り組むことがそうした苦境から抜け出す唯一の道だろう。
 
多くの企業は、広告宣伝や販促活動、さらにはソーシャルメディアを通じたマーケティングに多額の費用を投じてブランド力を高めることが、価格競争から脱却するために有効な方策だと考えているが、それは誤りだ。カテゴリー・イノベーションこそ、その唯一の方策である。

確かにトヨタはプリウスを開発することで、「ハイブリッド車」というカテゴリを作ることができました。 未だにホンダ以外のメーカーは追随出来ているとはいえません。

日産と三菱自は、EVというカテゴリを作ろうとしています。 でも市場が立ち上がる前から、既にキャッチアップされそうになっています。
「違いを作り出す」というのは難しいですね。