民主幹部「解散時期間違えた」 野田首相へ怨嗟の声

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朝日新聞デジタル:序盤情勢調査に衝撃走る 民主幹部「解散時期間違えた」 - 政治

情勢調査は党の勢いを議席数で表すだけに、衝撃は強い。閣僚の一人は「死にものぐるいの選挙戦をやる以外ないという発奮材料だ。逆バネが働く」と前向きだが、首相に近い前職は「二の句が継げないというのが正直なところ。やりきれない」。首相補佐官は「補佐官の肩書も通用しない。もう身を委ねるしかない」と諦め顔だ。(中略)
 
党内には低支持率の中で衆院解散に踏み切った首相への恨み節が消えない。党幹部の一人は「解散時期を間違えた。来年度予算を組むべきだった。お粗末極まりない」。中部地方の前職は「予想を上回るひどさ。大変な目にあっている。野田さんは戦犯だ」と憤る。
 
参院第1党の民主党では、仮に衆院で第1党を明け渡しても、参院の力で次期政権に影響力を及ぼせると考えていた議員が多い。だがベテランは言う。「自公と維新で衆院の3分の2を超えたら再議決できる。参院第1党は何の意味もない」

野田首相のせいにしたってしょうがないと思うけどね。 3年やってあれでは「一回休み」になっても仕方ないでしょ?

対する自民党ですが、

劣勢の民主党に加え、第三極の乱立で、候補者からは「反応がこんなにいい選挙は初めてだ」「第三極の分散で自民党に有利だ」との声が漏れていた。だが党執行部では候補者が緩むことへの警戒が広がり、党幹部からは「選挙妨害だ」という声も漏れるほどだ。
 
安倍氏は6日、大阪市西成区での街頭演説で「自公で大きな議席を取るような報道があるがそれは違う。やっと過半数にいくかどうかだ」と引き締めた。だが、派閥領袖(りょうしゅう)の一人は「こういう数字に党幹部の気が緩み、暴言が出ることが一番怖い」と、むしろ党執行部の緩みを心配する。

マスコミは自民党に勝たせ過ぎないように、有権者がバランスを取ることを期待して「自民ひとり勝ち」報道をしているのでしょう。

勝ち馬心理になるか、判官びいきになるのか、どちらでしょうね? できれば安定した政権になってほしいところです。

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