ホンダ、新興国に高級車「アキュラ」 14年にも :日本経済新聞
ホンダは2014年をメドに、高級車ブランド「アキュラ」の新興国展開に乗り出す。まずロシアのほか、サウジアラビアなど中東地域に投入し年1万台程度の販売を狙う。アキュラの12年の世界販売台数は約17万8000台で米国が9割近くを占めた。トヨタ自動車の高級車「レクサス」と比べてグローバル化で出遅れていたが、富裕層が増えている新興国を軸に販売拡大を狙い、ブランド力の向上につなげる。
ホンダのアキュラは現在、米国、カナダとメキシコの3カ国にある約340の専門店で販売している。それ以外では中国の年2000台程度の販売にとどまっている。14年にもロシアとウクライナに加え、サウジとアラブ首長国連邦(UAE)での販売を開始。ブラジルでも15年に発売する計画だ。新興国では当面、販売規模が小さいことから、主力セダン「アコード」などを扱うホンダブランドの店舗で併売するとみられる。
アキュラのラインナップがここ2年くらいで一新されますので、それに合わせてということなんでしょうが、「アメ車」が売れる地域は限られますからどうでしょうか。