B787「充電器など外部要因でトラブルが起きた可能性は低い」との見解

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B787の2次電池に多数のアーク痕---運輸安全委員会が調査状況を発表 - 産業機器・部材 - Tech-On!

この他、B787では、バッテリ監視ユニット(BMU)が過電圧を検知すると保護回路(コンタクタ)が働く仕組みを導入しているが、コンタクタが作動した形跡は認められなかったことも明らかになった。デジタル飛行データ記録装置(DFDR)の記録からは、電池の電圧は約10秒間で31Vから急激に低下(記録では11V)したことも判明した。一方で、セルをケースごと組み入れる外箱には、アークなどの痕跡は認められず外部へ大電流が流れた痕跡が見当たらないことから、充電器など外部要因でトラブルが起きた可能性は低いとの見解を示している。
 
しかし、「依然として根本原因の解明には至っていない」(JTSB)として、引き続き分解調査結果や記録データの分析を進めるとともに、「電池と周辺機器の親和性についても調べる」(JTSB)としている。

FTAで分析すると、こういうアークが発生する条件としては、どんな理由が考えられるんでしょうかね?

いくらケースとか換気とかで対策したとしても、太平洋ど真ん中の高度1万メートルでメインとバックアップのバッテリーが両方ダウンしたら、それでも「安全です」と言い切れるのだろうか?