MRJ、いまだ翔べず 完成機なく受注も苦戦

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朝日新聞デジタル:日の丸ジェット、暗雲 MRJ初飛行、また延期 完成機なく受注も苦戦

三菱航空機が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の初飛行が、来春以降に延期されることになった。3度目の延期の引き金となったのは完成機をつくった実績がまだない点で、受注競争でも弱みとなっている。国が全面支援する「日の丸ジェット」の視界に暗雲が垂れ込める。
 
当初は2011年に初飛行、13年の納入を目指していた。主翼の素材変更や親会社の三菱重工業の工場の検査体制不備などで2度、スケジュールを延期した。
 
3度目の延期となった今回の主要因は、米プラット・アンド・ホイットニー社のエンジンなど海外製部品の調達の遅れだった。関係者は「完成機の実績がないために、部品納入で米ボーイングなど他社が優先され、後回しにされてしまっている」と打ち明ける。

Honda Jetも量産初号機の初飛行が2010年12月ですが、未だに顧客への引渡しは始まっていません。
MRJはまだ初飛行さえ出来ていないということですから、デリバリーは2016年以降になるでしょうね。