カローラにハイブリッドが載る時代

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【トヨタ カローラハイブリッド 発売】中村主査「これでカローラ本来のお客様に戻って頂ける」 | レスポンス

トヨタ自動車は8月6日、『カローラアクシオ』と『カローラフィールダー』にハイブリッド車を追加設定し、発売した。
 
開発責任者を務める製品企画本部の中村寛主査は「やっとカローラにもハイブリッドが載せられる時代がきた。これまでカローラにハイブリッドが無かったので、『アクア』ないし『プリウス』を買われたお客様もいらしたが、これでカローラ本来のお客様に戻って頂けると思っている」と語った。

元々FMCのタイミングで、ハイブリッドをラインナップする予定だったのが、アクアのヒットで先延ばしになったという話もありますが、どうなんでしょうね?

【トヨタ カローラハイブリッド 発表】開発期間1年2か月、アクア搭載システムの横展開で実現 | レスポンス

トヨタ自動車は8月6日、『カローラアクシオ』と『カローラフィールダー』にハイブリッド車を追加設定し、発売した。開発責任者を務める製品企画本部の中村寛主査は「ハイブリッドシステムは『アクア』のものをそのまま使っている」と明かす。
 
中村氏は「アクアのJC08モード燃費は車体が重い方が33.0km/リットル、軽い方は35.4km/リットル。重い方の33.0km/リットルをそのまま引き出せるように色々と車体側でいろいろと工夫した」と語る。
 
実際、カローラはアクアに比べて「重いし、空気抵抗も良くないが、アクアよりも低転がりのタイヤを使うことなどで走行抵抗はほぼ一緒になっている。ハイブリッドシステムそのものは何ら手を加えていない」としている。
 
また中村氏は「開発期間は1年2か月」と明かしたうえで、「人の座る位置とか、電池の置き場所などを、あらかじめパッケージとして企画の当初から考えていたことで、異例ともいえる短期間で出すことができた」と述べた。

アクアの「軽い方」は1,080kgで35.4km/L、メーカーオプションを装着して1,090kg以上になると33km/Lです。
カローラ・アクシオは1,140kgで33km/Lです。 ちなみにガソリン1.5L CVT仕様は1,090kgなので、装備の違いがあるかもしれませんが、ハイブリッド化で+50kg増というところでしょうか。

トヨタ、「カローラ」のHEVモデルを発売、わずか1年3カ月で追加 - クルマ - Tech-On!

カローラアクシオの車両重量は1140kgとアクアに比べて約60kg重い上に空気抵抗が大きく、燃費性能はアクアの35.4km/Lに及ばない。それでも33km/Lと高い性能を達成するために、アクアに採用したタイヤと比べて転がり抵抗係数が約5%小さいタイヤを採用するなど工夫した。タイヤを供給するのはブリヂストンと東洋ゴム工業である。

それより今すぐその「低転がり抵抗タイヤ」をアクアに履かせれば、それだけでフィットHVに並べるでしょう。

【トヨタ カローラハイブリッド 発表】中村主査、お客様の進化が速かった | レスポンス

価格はカローラ アクシオ ハイブリッドが192万5000円から、カローラ フィールダー ハイブリッドが208万5000円から。
 
同日、東京で記者会見した開発責任者の中村寛・製品企画本部主査はカローラへのHV展開について「昨年5月の全面改良の際、いつかの時点でHVは入れると想定してきたが、お客様のHVへの要望がこんなに強く、大きくなるとは思っていなかった」と、経緯を説明した。
 
昨年5月にガソリン車の新モデルを投入した後、HVバージョンの要望が多かったというわけだ。中村主査は「先進技術や環境に対するお客様の進化が、自分たちの意識よりも速かった」と反省を込めながら、振り返った。

HYBRIDが192.5万円、15X CVT が144万円ということで、ざっくりした差額は48.5万円ということになりますね。
アクアの実質的なベースグレード「S」は180万円です。 カローラHVが高いというよりも、アクアが安すぎるのだと思います。