トヨタ「アクア」、フィットを0.6km/L抜き返して燃費世界一を奪還

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トヨタ、アクアを一部改良…世界トップクラスの燃費性能 37.0km/リットルを達成 | レスポンス

トヨタ自動車は、一部改良し、燃費性能で世界トップクラス(PHV車を除くガソリン乗用車)の37.0km/リットル(JC08モード)を実現した『アクア』を、12月2日に発売する。
 
今回の改良では、エンジンのフリクションを低減するとともに、モーターやインバーターなどの制御を改良しハイブリッドシステムの効率を一段と高めることで、従来モデルより燃費性能を1.6km/リットル向上。世界トップクラスの低燃費37.0km/リットルを実現した。

「相手を0コンマ数km程度上回るのでは借りを返したことにはならない。それなりの数字を出すつもりでいます」と言っていた割には0.6km/Lしか上回れなかったというのは、時間が足りなかったということでしょうかね?
せめて1.0km/Lは上回ってほしかったところです。

それともプリウスのFMCがあるから、あんまりハードル上げちゃうとインパクトがなくなっちゃうので自己規制したのかな?

抜かれたら抜き返す、トヨタ「アクア」の意地 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS

一方、ホンダの開発幹部は「トヨタさんも大人の対応をしてくればよかったのに。わずかに抜き返すなんて」と苦笑いする。だが、トヨタからすれば「われわれは燃費ナンバーワンをうたってきた」(橋壁氏)というプライドがあり、いつまでもフィットの後塵を拝する気はなかったようだ。

アクアから「燃費世界一」を取ったら何が残るんだ?ということなんでしょう。

燃費トップ奪還へ! ホンダがトヨタに逆襲予告 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS

「反撃の仕方は考えている。それは追々公表する」
 
こう自信ありげに語るのは、ホンダ <7267> の技術開発子会社である本田技術研究所四輪R&Dセンターの三部敏宏常務執行役員だ。(中略)
 
自信の背景にあるのは、新型フィットで導入したHVシステムが、従来のシステムを完全に刷新したシステムであることだ。エンジンはもちろんのこと、モーターなどの電動パーツ、トランスミッションも新たに開発し直している。まったく新しいエンジンのため、現時点では性能を引き出すよりも安定性を重視しており、これから改良・調整によって燃費性能も上げていく余地が大きい。(中略)
 
大幅に方式を変更したトランスミッションの開発を担当したホンダのエンジニアは「ホンダとして初めて取り組んだ技術のため、余裕を持たせている。新システムの持つポテンシャルは大きく、燃費向上はこれから」と語る。

実燃費が向上するなら結構なことですが、くれぐれも消費者不在の不毛な競争にならないことを祈ります。