マレーシア車検義務化、5年内に導入の可能性 車齢5年以上対象 | レスポンス
マレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高責任者(CEO)は、老朽車廃車法(ELV)導入に伴い、順調にいけば5年内に車齢5年以上の自動車を対象に車検義務化が導入されるだろうと述べた。
MAIは車検義務化について調査を行なっているが、車齢3-4年では不要と考えており、5年以上を対象に1年もしくは2年に1度の車検を義務付ける方向で検討を進めているという。マレーシア国内には車齢10-15年の老朽車が500万台あるとみられる。
棚上げとなっていたELVは、年内に発表が予定されている国家自動車政策(NAP)に再び盛り込まれるとの観測が浮上している。対象は10-15年の老朽車になる見込みだが、車検義務化はELVを補完するもので、車齢が若くても検査に通らなければ公道を走ることができない。公道を走るためには、修理を行なって車検に合格する必要がある。
マレーシアは「走る自動車博物館」というほど古いクルマがたくさん走っています。 TE27カローラとか走ってるもんね。
そういうクルマが消え去るのは残念ではありますが、環境・安全規制対応のクルマを増やすためには仕方ないのかもしれませんね。