Voyage MuBoxを試す(SPDI/F編)

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CuBoxには光音声出力(SPDI/F端子)が装備されています。
USB出力では重心の低い音を聴かせてくれましたが、こちらのキャラクターはどうなんでしょうね?

まず第一に、SPDI/F端子を利用したい場合は、devel版ではなく0.9.1版をインストールする必要があります。 とはいえ、これもまだテスト的な機能提供という位置付けのようですが。

もう一つ、CuBoxのSPDI/F端子のカバー開口部が小さすぎて、光ケーブルによってはきちんと刺さらないという問題があります。
この開口部を広げるためには、カバーを取り外してから削った方が作業しやすいです。 底面の四隅にある小さなねじを外せば、簡単に分解できます。

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カバーを外した CuBoxはこんな構造でした。 コの字形のシャーシーがシールドの役割も兼ねているのでしょうか?

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底面です。 熱を逃がすヒートシンクでもあるんでしょうね。

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カッターナイフで少しずつ削り取りました。 最後は本体をケースに戻して、プラグの干渉がないかチェックします。 ソニー純正の光ケーブルの場合、全周1mmくらい削る必要がありました。

で、肝心の音ですが、PC(Intel DH57JG)のオンボードSPDI/Fと比較しても芳しくありません。 滲んだような変に残響が多い感じのサウンドです。 CuBoxのSPDI/F出力に、オーディオグレードの音質は期待しない方がいいですね。