RaspyFi, Tsunamp, Volumio, and RuneAudio

年末年始のタイ出張中に、オーディオについてだいぶ動きがあったようなので整理しておきます。

自分が最初に取り組んだのは、Rasberry Piで動作する RaspyFiでした。 RaspyFi 1.0がリリースされたのが昨年の9/7。 自分がインストールしたのが10/16です。
いくつか解決しなければならない問題はありましたが、今も寝室のオーディオで活躍してくれています。

RaspyFiは プロジェクト創設者のMichelangeloとデザイナーのAndrea Coiutti(ACX)、エンジニアのSimone De Gregori(Orion)によって推進されました。
ACX自身が経緯について解説していますが、その後継となるはずだった tsunampプロジェクトが暗礁に乗り上げたことにより、2つのプロジェクトに分かれました。

一つは Michelangeloが立ち上げた Volumio(1betaのリリースが12/15)、もう一つが ACXと Orionが Carmelo San Giovanni(Um3ggh1u)と組んで立ち上げた RuneAudio(0.1-betaリリースが12/10)です。
どちらのプロジェクトもやろうとしていることは、RaspyFiを発展させてマルチプラットフォーム化させたものです。
RaspyFiのサイトにアクセスすると、Volumioのサイトに誘導するポップアップが表示されますが、それは両方とも Michelangeloのプロジェクトだからなんですね。


で、双方の現状ですが、Volumioは既に Rasberry Pi(1.1beta)、CuBox(1beta)、CuBox-i(1.2beta)、UDOO(1beta)、Beaglebone Black(1beta)、COMPULAB UTILITE(1.1beta)の6つのプラットフォームに対するディストリビューションを公開しています。
ただまだ初期段階でバージョンもマチマチです。 まずは対応プラットフォームを広げることに注力しているようです。
自分は CuBoxと BBB用を試してみましたが、残念ながらどちらも正常に動作しませんでした。

では RuneAudioはどうかというと、ArchLinuxをベースに RaspyFiを作り直しているところです。
現在は Rasberry PiとBBBの 0.2-betaが出ていますが、CuBoxと UDOOもサポート予定だそうです。
とりあえず BBB用を入れてみたのですが、マルチバイト文字を含むファイル名に対応出来てない(BBB用0.2-betaのみのBugらしい)とか、そもそもまだALAC(m4a)に対応してないとか、Static IPアドレスにセット出来ないとか、こちらも完成度はまだまだのようです。

ただ開発の方向は正しいと思いますし、なんといってもオリジナルの開発者がいるプロジェクトですから、Volumioよりも RuneAudioの方が今後に期待が持てそうです。
早く寝室の RaspyFiを代替できるような完成度に仕上げてもらいたいですね。