出生率が日本にとって、唯一の重要事項

日本人は少子高齢化という衰退を楽しんでいるのか:日経ビジネスオンライン

--経済や外交の問題よりも、出生率の低さが日本最大の問題だということですね。
 
トッド:日本人は、出生率が問題であるという事実をかなり意識しているが、それが唯一の問題であることに気づいていない。私は、福島の原発事故問題よりも重要だと思う。私は東北の各県を訪問したし、福島第一原発のすぐ近くまで行った。原発近くの町がどのような状況にあるかも知っている。しかし、長い歴史を見ても、出生率が日本にとって、唯一の重要事項だ。その他のことはすべて、許容できる。(中略)
 
東京に来るたびに、日本人は完璧なまでに見事に少子高齢化という「衰退」を楽しんでいるかのように感じる。過去10年、少子化問題が騒がれている割に、少しも変わっていない。
 
フランスや北欧だけでなく、ロシアだって少子化対策の行動をとっている。その結果、出生率は1.3から1.7へと上昇している。日本でも明治維新と同じくらいの革命的な政策をとるべきだろう。

正直に言えば、自分は小さい子供を持つ世の母親達が好きではありません。
なぜなら彼女たちは図々しく、自分たちが優先されるべき存在として、声高に主張するからです。

このような反発は、相手が抵抗できないほど絶対的な立場を持つ「弱者」であることを笠にきているように感じることから来ています。

だから待機児童の問題などでも、そんなに困っているなら何故子供を預けやすい地域に住まないのか?と思ってしまいます。 大規模分譲マンションとか新興団地の家とか買ったら、そりゃムリに決まっているだろうと。

とはいえ、今後の生産年齢人口の減少を考えると、移民を受け入れるのと、子供の養育コストを下げて伝統的な家族形態に拘らないようにするのとどちらがいいか選択する必要が出てきますね。
さらに言えば、老人医療費にシーリングを設けて、その分を子供の福祉予算に回すとか。

そろそろ都市部でこういう過激な主張をする政党が出てきてもいいような気がします。