経産省、電源別の発電コストを再試算 年度内めど

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Yahoo!ニュース - <経産省>電源別の発電コスト再試算 原発事故費が焦点 (毎日新聞)

前回試算は民主党政権時の11年12月。内閣官房に設置した「コスト等検証委員会」が10年時点の発電コストを算出した。福島第1原発事故を受け、原発のコストに事故対応費用を織り込んだ結果、原発の発電コストを8.9円以上と結論づけた。04年の政府試算で5.9円とされていた原発の発電コストは5割上昇し、石炭火力の9.5~9.7円、液化天然ガス(LNG)火力の10.7~11.1円並みの水準とされた。
 
当時の試算では、福島第1原発事故の損害賠償や廃炉、除染費用を5.8兆円と見積もり、費用が1兆円増えるごとに発電コストが0.1円増加するとしていた。現在は費用総額が10兆円規模に達しており、新たな試算では発電コストが増加することになる。
 
また、13年7月施行の原発の新規制基準に対応するため、電力大手が原発再稼働のために投じる安全対策工事費用は総額2兆円超に膨らんでいる。使用済み核燃料の再処理や高レベル放射性廃棄物処分のコストをどのように見積もるかも議論を呼びそうだ。

福島第一の分だけで廃炉費用はまだまだ増えるでしょう。 ましてや老朽原発の廃炉だって見積り通りにはいかないと思います。
放射性廃棄物の処理費用なんて、処分方法が決まっていないのだから算出出来ないよね。 だからといって加算しないのはおかしいし。
どんな結果になるか注視したいと思います。