国内新車販売、軽シフト鮮明 小型車が普通車下回る :日本経済新聞
自動車販売の業界団体が5日発表した2014年の国内新車販売(軽自動車を含む)によると、小型乗用車(排気量660cc超2千cc以下)が普通乗用車(同2千cc超)を初めて下回った。一方、軽自動車(同660cc以下)は過去最高となり、全体に占める比率も暦年で初めて4割を突破した。小型車から軽へのシフトが進んでいる。
新車の総販売は前の年比3.5%増の556万2887台だった。消費増税で4月以降は低迷したが、1~3月の駆け込み効果があり、8年ぶりの高水準だった。登録車は0.8%増の329万98台、軽は7.6%増の227万2789台。軽の比率は40.8%だった。軽ではスズキが8年ぶりに首位を奪還した。ハイブリッド車(HV)は暦年で初めて100万台を超えたもようだ。
乗用車に限ると、軽の増加で小型車の減少が続いている。小型車は1993年に65%を占めていたが、14年は30%だった。軽は同期間に18%から39%に、普通車は16%から31%に増えた。各類型の条件は排気量のほか、車体の大きさなどもある。
コンパクトカーと箱型ミニバン以外はほとんどが幅1,700mmを超えるようになってしまったから、3ナンバーが増えただけでしょ? 大排気量車が増えた訳じゃあない。
軽の増税で普及に歯止めが掛かるのか、注目ですね。