2015年、最大の注目は新型プリウス

2015年、攻勢に出るトヨタとホンダ:日経ビジネスオンライン

THSは、独立した変速機を持たないシンプルな機構にできるのが特徴だが、高速走行時にはモータの駆動力の比率を高めなければならないという課題があった。モータを駆動する電力は、エンジンで発電機を駆動することで生み出しているが、エンジンで発電するとき、およびモータで駆動力を生み出す時の2段階で損失が発生するため、エンジンで直接駆動輪を駆動するよりも効率が低い。
 
中低速域はエンジンの効率が低い運転領域であるため、この損失を考慮しても、エンジンで発電機を回して、生み出した電力でモータで駆動したほうが効率的だが、高速走行時はエンジンの熱効率が高いので、エンジンで駆動輪を直接駆動したほうが燃費が良くなる。また、高速走行時にはモータの駆動力の比率が高まるので、モータ自体の出力を高めなければならないという課題もあった。実際、プリウスには出力73kWの1.8Lエンジンに、出力60kWのモータが組み合わされているのだ。

年末はアクアに乗って伊勢神宮まで行ってきました。 往路は新東名を走ったのですが、ペースが非常に速い(130km/h前後)ですね。 この速度で走っていると、アクアの燃費はかなり悪化します。
それでも往復1,000km以上走って25km/Lの燃費は立派ですが。

で、新型プリウスについてですが、

新型プリウスに搭載されるといわれる第3世代のTHSの中身については、まだ厚いベールに包まれているが、巷間で予想されていることの一つが、燃費の40km/L超えだ。じつは現行の3代目プリウスも、登場前には10・15モード燃費で40km/Lを達成すると噂されていた。結局、40km/Lの壁は破れず38km/L(現在はJC08モードで32.6km/L)で登場したのだが、もし4代目プリウスがJC08モードで40km/L超えを狙っているのだとしたら、2度めの挑戦となる。現行プリウスに対して約23%の燃費向上だから、かなり高いハードルといえる。
 
この厳しいハードルを超えるため、一部の車種では現行のニッケル水素電池に代えて、より多くの電力の出し入れが可能なリチウムイオン電池が搭載すると言われている。エンジン自体の効率もさらに高められるほか、高速走行時にはエンジンで車輪を直接駆動できるようにシステム構成が変更されるだろう。

個人的にはダウンサイジングターボ+ハイブリッドを予想しているのですがどうでしょうね?
原油価格が安くなって、燃費が良いだけでは魅力がなくなってしまいましたので、走り「も」良いハイブリッドになるんじゃないかな。 楽しみです。