トヨタ専務「工場新設、北米市場への自信の表れ」 :日本経済新聞
メキシコ工場は北米への輸出拠点となる。レンツ専務は「(トヨタの新たな設計思想である)『TNGA』に対応して一から作る最初の拠点であり、世界のモデルになる」と述べた。TNGAによりモジュール(複合)部品の採用やモデル間の部品の共通化を徹底し、生産を効率化する。
米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター上級副社長も取材に応じ、米国の新車市場について「過去5年連続で成長し、今年も成長が見込める」と説明した。米新車販売は14年に前年比6%増の1652万台となり、8年ぶりの高水準を記録。今後3年は1600万~1700万台の高水準が続くと見通した。
新興国の成長が踊り場にきていることもあり、各社とも北米回帰が鮮明になっていますね。