【マツダ CX-3 発売】購入者の3分の1がホンダ ヴェゼル と比較する | レスポンス
マツダの新型コンパクトクロスオーバーSUV『CX-3』は、2月27日発売から約3週間で受注台数が1万台を超えた。マツダ国内営業本部ブランド推進部の齊藤圭介主幹は「このうちの約3分の1のお客様がホンダ『ヴェゼル』と比較して購入を決めている」と明かす。
齊藤主幹によると購入の決め手となった要因は「外観デザインとクリーンディーゼルエンジンの走りの2つ」。その一方で「購入を決めた人がヴェゼルと比べて劣るとみているのが、後席の広さ、荷室の使いやすさや広さで、おそらく最終的にCX-3ではなくヴェゼルにいってしまった人は、そういう点が要因になったのではないか」と分析する。(中略)
なお納期は「現在は1か月程度で、当初立てた計画通りに推移している」とのことだ。
3月のCX-3の販売台数は5503台でしたから、その1/3というと1834人ということになりますね。
同月のヴェゼルの販売台数は10640台ですが、そのうちCX-3と比較して購入した人はどれくらいいるんだろう?
ところでCX-3って売れてるの?
マツダ、新型「CX-3」が1カ月弱で1万76台を受注 - Car Watch
マツダは3月26日、2月27日に販売を開始した新型「CX-3」の累計受注台数が、3月23日時点で1万76台になったと発表した。CX-3の月間販売台数は3000台を計画しており、計画の3倍を超える受注となる。
最初の月で計画の3倍の受注というのは、大ヒットとは言えないもののそこそこの数字、想定の範囲内です。 納期が1ヶ月というのも納得です。
ヴェゼルの場合は、正月を挟んだ1ヶ月ちょっとで3万3千台の受注でした。 ライバルがジュークくらいしかいなかったし、価格の安いガソリン車も設定されているので、CX-3と比較するのはフェアじゃないですね。
ちなみに3月のヴェゼルの販売台数のうち、CX-5と価格帯が被るハイブリッドは7850台。 発売1年後&リコール騒動などを考慮してもCX-3の5503台というのは善戦といっていいと思います。
ただCX-3のあおりを食らったのか、CX-5が2805台(前年同月78.0%)、アクセラが3764台(48.4%)と台数を落としているのが気になりますね。 デミオは9983台(182.6%)と好調ですが、ディーゼル比率は50%くらい(4959台)に下がってきました。
それにしても最近のマツダは、他社を引き合いに出してでもグイグイ押して来ますね。 メディアへの露出を増やす戦略なんでしょうが、あまりやり過ぎると下品になってしまうので気をつけてほしいですね。