ホンダ八郷社長「私はずっとホンダらしい商品を提供し続けていると思っている」

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ホンダ新社長の八郷氏はこう考える - クルマ - 日経テクノロジーオンライン

──6極体制の進化により、グローバルなフレキシブル生産体制の構築を目指すという。だが、ホンダは従来から混流生産に力を入れるなどフレキシブルな生産を実現してきたはずだ。例えば、寄居工場で開発した生産技術も世界で横展開するという話だった。どういうことか。
 
八郷氏:これまでホンダは、グローバルで生産技術を横展開して各地域の生産能力を高めてきた。その結果、現在は地域によって生産能力の差が多少ある。これを、配分を含めて、グローバルで最適なものに変えていくことが次のステップだ。具体的には、地域専用車を他の地域に輸出したり、Civicのように欧州の1カ所で造って他の地域に輸出したりする。さらに、各地域の市場変化を効率的に吸収できるように、車種の配分(アロケーション)を考えていく。

質問の答えになっていないような...
寄居で導入した(と言われる)新技術の水平展開はどうなったのか?という質問なのに、アロケの話を持ちだしてどうする?
まあ実際は水平展開出来てないから、はぐらかしたのだろうけど。

その他では、

──「ホンダらしいクルマ」について、八郷氏の定義を教えてほしい。また、いつごろからホンダらしいクルマを思い通りに出せなくなってきたのか。そして、その理由は何か。
 
八郷氏:ホンダらしい商品に関する私の定義は、「今までにない革新的な技術で顧客に夢と感動を提供する商品」だ。
 
いつ頃からホンダらしい商品が出てこなくなったのかと聞かれたが、私はずっとホンダらしい商品を提供し続けていると思っている。ただ、そうした商品がちょっと少なかったという声を聞いているため、期待に答えられる商品をこれからもっとつくっていきたい。

思うに「プロダクトアウトからマーケットインへ」とかでリアクション的な新機種企画をしてみたり、「ROE○%」とかで収益重視で冒険しなくなったりしているところがウケてないんだろうね。

そのくせ顧客重視や収益重視路線がうまくいってるかというとそうでもないし。 ジェイドなんて典型だよね。 あれが売れると本気で思っていたのかな?

基本的にホンダの製品でヒットしたのは「自分たちが欲しいもの」を作ったときなんだよね。
「ホンダらしさ」を探すより、そんなの気にしないで自由にやればいいんだよ。 それこそが「ホンダらしさ」なんだ。