省エネ機器:LED電球は2017年度の省エネ基準へ、年間の消費電力量が10kWhレベルに - スマートジャパン
LED電球(電球型LEDランプ)は2013年度から省エネ法の「トップランナー規制」の対象になり、目標年度の2017年度以降に販売する製品は基準値を守ることがメーカーや輸入事業者に義務づけられる。基準値は光源の色によって決められていて、昼光色・昼白色・白色が110.0lm/W(ルーメン/ワット)、電球色・温白色が98.6lm/Wである。
lm/Wは照明器具のエネルギー消費効率を示す指標で、消費電力1Wあたりの明るさ(光の量)を表す。パナソニックのLED電球は2013年に発売した従来品では60形(白熱電球の60W相当)の昼光色で81.0lm/Wだったが、新製品では110.9lm/Wに向上してトップランナー規制の基準値を上回る(図2)。消費電力は10Wから7.3Wへ、37%少なくなる。
一般家庭では年間の照明点灯時間は2000時間(1日あたり平均5.5時間)が標準とされている。これをもとに年間の消費電力量を計算すると、60形の昼光色で20kWh(キロワット時)から14.6kWhへ減る。40形の場合には消費電力が4.4Wになり、年間の消費電力量は8.8kWhで済む。
次に切れたらコレだな。