EU、2年前にVWの不正把握か 規制運用問われる:日本経済新聞
欧州メディアの報道によると、EUの欧州委員会共同研究センターの調査で、ディーゼル車から試験時の排ガス量を実際の走行時よりも少なくするソフトウエアが見つかった。EUではこうしたソフトは07年から違法になっていたが、「規制当局は問題を追及しなかった」(英紙フィナンシャル・タイムズ)という。
別の科学者グループが11年の時点でVWの違法ソフトの存在を指摘していたとの報道もある。
VWの排ガス不正は18日の米環境保護局(EPA)による発表で公になった。その後、14年時点で米ウェストバージニア大学が実施した試験で確認されたこともわかっている。ただ、EUはそのさらに前から事態を把握していたことになる。
米国からしたら、EUに対しても罰金を課したいところでしょうね。