VW、360万台はエンジンも改修 リコール計画提出 :日本経済新聞
VWの不正対象車はドイツで280万台で、欧州連合(EU)全体では800万台にのぼるとされる。排ガス試験の不正問題で、VWがリコール計画を提出したのは初めて。自動車局は計画の内容を精査し、数日内に承認するか決める。VWは10月中に不正対象車を販売した他国でも計画を提出する方針だ。
リコール対象は、欧州の1つ前の排ガス規制「ユーロ5」に対応した排気量1.2、1.6、2.0リットルのディーゼルエンジンを搭載した不正車。
2.0リットルの車種は年明けからソフトの書き換えを始め、1.6リットルはソフトに加えエンジンの改修も必要なためリコールは16年9月以降と大幅に遅れる見通しという。
欧州は半分近くがエンジンまで改修することになる。ソフト更新だけで浄化装置を正常に作動させると、燃費性能などが低下するためとみられる。
ECUのソフト変更でエンジン出力などが変わる場合、形式認定とか取り直す必要があるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね。
顕著に性能が劣化した場合に、ユーザーに対する補償はどうするのかしらん?