小さな池の中のシェア争い

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

国内の自動車シェア争い、勝ったのはどこか | 自動車 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

もっとも好調だったのは登録車で4位のマツダ。2014年9月の「デミオ」や2015年2月の小型SUV「CX-3」、5月の「ロードスター」が人気で、シェアは6.6%と2014年から1.5ポイント伸ばした。
 
近年、急速に性能やデザインがアップしたマツダはブランドイメージも急上昇。今年10月に開催された東京モーターショーでもため息が出るほど美しいコンセプトカーが人気を博していた。過去、値引きに頼って販売し中古車価格が下落する悪循環にあったが、「正価販売」を打ち出し“値引きのマツダ”からも脱却しつつある。2016年もこの勢いは続くのか。

続かないようです。

10月のブランド別販売は市場が前年同月比95.9%であったのに対し、マツダは87.5%でした。 シェアは前年の4.4%から4.0%にダウン。 登録車に限っても市場が100.2%に対しマツダは92.5%でシェアは5.5%→5.0%に。

11月はブランド別の市場が前年同月比93.4%であったのに対し、マツダは85.7%でした(シェアは4.5%→4.1%)。 登録車で市場が前年同月比100.3%であったのに対し、マツダは86.1%でした(シェアは6.3%→5.4%)。

ちなみに10月に販売が急落したCX-3ですが、11月は少し盛り返して 2,088台でした。 計画(2500台)割れではありますが健闘したと思います。

デミオ・ディーゼルは前年同月比40.0%の2497台、ガソリンは77.4%の2043台。 合計での前年比は51.1%でした。
最量販車種の前年割れは1年は続くでしょうから、来年のマツダのシェアが減るのは自明のことです。 マツダ自身も「シェアは追わない」と言ってますからね。 今は次世代の仕込みに忙しいと思います。