ホンダ、最高益にならなかったのは「タカタのせい」?

ホンダ、最高益を阻むタカタへのいらだち :日本経済新聞

タカタに恨み節を言いたくなるのは、本業がようやく波に乗ってきたからだろう。過去1~2年を振り返ると新型フィットの国内での相次ぐリコール、過度な海外生産移転に伴う円安効果の享受不足などもあり、タカタ抜きでも決して好調とは言えなかった。しかし足元では勢いを取り戻しつつある。
 
4~12月期の世界販売台数は約351万台と前年同期よりも7%増えた。ガソリン安や低金利を追い風に市場拡大が続く北米で6%増え、中国では初の100万台超え(15年暦年ベース)を達成した。国内販売も昨年11月に14カ月ぶりのプラス転換を果たしている。この10~12月期だけ取り出して見ても販売は前年同期より5%増えており、14年4~6月期以降の7四半期で最も多かった。
 
営業利益の増減要因をみても本業の復調ぶりは鮮明だ。15年4~12月期は販売台数増が1237億円もの増益効果を生んだ。にもかかわらず品質関連費用を含む販売管理費が1868億円増えてしまい、販売増の効果をすべて吹き飛ばしてしまった。それが冒頭の発言につながったのだろう。

「悪いのはタカタ」で済む話じゃないと思うけどね。 死んだ人も出ているのに、利益がどうこう言ってる場合じゃない。

一義的には部品の製造者たるタカタに責があるのはわかるけど、お客さんはホンダのクルマを買っているのだから、被害者ヅラしてはいけません。 他責と考えているのならば猛省してもらいたい。