家庭の太陽光発電、ネット制御で賢く売電 経産省が仕組み整備 :日本経済新聞
経済産業省は2017年度を目標に家庭の太陽光発電設備や家庭用燃料電池でつくった電気を無駄なく使える仕組みを整える。家電と発電設備、蓄電池をインターネットで結び、家電での使用量が少ないときに自動で蓄電池に電気をためて電力会社に売れるようにする。太陽光発電などによる自家発電の普及を後押しして電気料金の削減につなげる狙いがある。
パナソニックやNECなどの大手電機メーカーやエネルギー、通信技術の専門家が参加する経産省の有識者会合でネットで制御する技術や環境整備を議論する。20年度までに数万世帯への導入を目指す。
現在は家電と太陽光発電設備などをネットで接続しようとしても、必要な通信規格が異なる場合が多い。経産省は数年かけて規格を統一し、ネットを通じて電気を制御できるようにする。
制御する技術の開発に向けた実証事業として、16年度当初予算案に約30億円を計上した。今春に事業に参加を希望する企業を募る。家庭で余った電気を電力会社に売るときのルール整備も検討し、17年度に取引市場を立ち上げたい考えだ。
パワコンとかに個別に実装するのかな? そうすると既設の太陽光発電は対応できないし、やっぱりHEMS経由での制御が必要だよね。
エコウィルやエネファームなどの発電設備や蓄電池の制御は、いま市場に出ているHEMSでは全くノータッチです。 エコウィルの自動発電はまったく当てにならないので、我が家では手動と発電予約(タイマー)を組み合わせています。
これを契機に、エコウィルの Echonet liteアダプタなどが一般化するといいんですが。