アベノミクスは「需要」を作り出せるのか?

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「俺たちの太郎」、またも麻生節炸裂!:日経ビジネスオンライン

これより前、2016年2月2日の上記発言の中で麻生氏は、日本経済の実情を的確かつコンパクトに描写した。「金がない、需要がある」のでなく、「金はある、需要がない」というのである。
 
エコノミストの一人として、この指摘に筆者は全面的に賛成である。人口減・少子高齢化が首都圏よりも先行して進んでいる地方圏を中心に日本の金融機関がいま直面している問題の本質は、これである。

本当にね。 でもマイナス金利で利ざやを稼げなくなるから大変だ!という金融機関は情けないよね。 そんなの企業努力でもなんでもないじゃん?

そんな需要不足の状況を変えようというのがアベノミクスの「3本の矢」のうちの「構造改革」と「成長戦略」なんでしょうが、ぱっとしないですね。

中央省庁を地方に「下放」するとかで、文化庁が京都に移転するらしいですが、いっそのこと首都機能自体を移した方がいいんじゃないかな? 2020東京五輪が終わったあとに言い出しそうですが。

ちなみに歴史的にもっとも効率よく需要を生み出すのは「戦争」なんですけどね。