日産星野専務、シェア1桁も「国内営業は高いモチベーションで喜んでいる」

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【日産 セレナ 新型】星野専務「予約好調、ロケットスタート切る」 8月24日発売 | レスポンス(Response.jp)

一方、今年4~6月の国内販売が三菱自動車による燃費不正問題の影響を受けて大きく落ち込み、シェアが8.3ポイントと2ケタを割り込んだことについては「2ケタを割ったのはかなりショックなことだ」としながらも、「ただ今回は原因が明確にわかっているので、そのショック度というのは、頭を抱えてしまうということではなかった」と解説。
 
その上で「(燃費不正問題で)『デイズ/デイズ ルークス』は販売停止になったので、それを見込んでいた分を除いたベースでみると、それ以外の車はむしろ我々の当初の期待を大きく上回った販売で終わった。なので国内の営業部隊はむしろ高いモチベーションで喜んでいる。達成感を感じている」と語った。

そりゃ軽が売れないなら、他の商材に力を入れるのが当然でしょ?
確かに国内販売が低迷している理由はハッキリしているよね。 問題はそれを改善する気があるのかどうかなワケで。

日産、下げ止まらない国内販売シェア 第1四半期決算 | レスポンス(Response.jp)

なにしろ9万台と前期に比べて25.4%も減っているのだ。そして、シェアに至っては2.7ポイントも下がり、一ケタの8.3%、屈辱的とも言える数字だ。その原因は軽自動車の生産を委託している三菱自動車の燃費不正問題の影響とのことだが、果たしてそれだけだろうか。日本のユーザーが魅力的に思う車がないのが大きな原因ではないのか。
 
いくら自動ブレーキなど最新の技術を搭載しても、乗ってみたくなるような車でないとユーザーは買ってくれないだろう。ここ数年の販売シェアが2011年度13.8%、12年度12.4%、13年度12.6%、14年度11.8%、15年度11.6%と下落傾向になっているのも、その現れと言っていい。(中略)
 
確かにセレナは過去の販売実績から見て、販売台数を稼ぐのは間違いないだろう。しかし、1車種だけでは下落傾向のシェアを盛り返すことは厳しいと言わざるを得ない。

定番モデルだけに「売れて当然」、「売れなかったら逆にサプライズ」という感じですよね。

やっぱり意外なヒット作が出ないと盛り上がりませんよ。 でもそんな博打みたいなモデルを、量が見込めない日本市場専売で投入できるか?というのがジレンマなんであって、簡単には解決できないと思います。