三菱自、不正の検証作業でまた「不正」:日経ビジネスオンライン
法令では、燃費データ(走行抵抗値)について、3つの測定結果の平均値を提出するよう定めている。国交省が三菱自動車から車両を提供してもらい実施した確認試験では、測定を5回実施。そのうち最大値と最小値を除いた3つのデータから平均値を算出した。
ところが三菱自動車では、5回どころか「車種によっては70回以上」(山下光彦副社長)の試験を重ね、その中から3つの良い数値を選んでいたため、国交省が実施した試験結果と乖離があった。「法令には『3つの平均』と書かれているが、厳密に読むと測定回数の規定がない」(山下光彦副社長)。ここを現場が拡大解釈したと考えられる。
「規定がないのだからいいだろう」というのは、法令の趣旨を無視しているとしかいいようがないですね。
結局、現場の人間もすべて入れ替えなければダメなんじゃないかな?