都市ガスの託送料金は電力より高め

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電力会社とガス会社の競争さらに激しく、料金の値下げが加速 - スマートジャパン

特に導管のシェアが高い大手3社の託送料金が都市ガス市場の競争を大きく左右する。3社が2016年7月に国に認可を申請した時点の託送料金は、標準家庭の小売料金に対して40%を超えている(図11)。大阪ガスの託送料金の比率は50.9%にもなる。都市ガスの需給調整にかかるコストを3社の中で最も高く想定していることが理由の1つだ。
 
電力の場合も家庭向けの託送料金の比率は40%を超える地域が多い。都市ガスの託送料金が特別に高い水準にあるとは言えないが、各社は国から値下げの指示を受けて修正した(図12)。東京ガスの託送料金の比率は46.0%から44.5%に、大阪ガスは50.9%から50.3%に、東邦ガスは42.9%から40.2%に下がった。

立米当りの金額だとすると、複数のガス会社を経由する場合はどうなるんでしょうね? 距離連動にするべきじゃないかと思うけど。

ところでいよいよ新規参入ガス会社による料金プランの発表が始まりましたね。

「関電ガス」は大阪ガスよりも割安に、電力とセットならば7%引き - スマートジャパン

関電ガスの「なっトクプラン」は大阪ガスの標準メニューと同じ体系で、使用量による単価の分け方もまったく同じだ。どのような使用量であっても、基本料金と従量料金の単価を大阪ガスよりも低く設定した。
 
標準的な家庭では月間に33m3(立方メートル)の都市ガスを消費する。「なっトクプラン」の単価を適用すると(従量料金は2017年1月時点の原料費調整後)、月額で5012円になる。従来の大阪ガスの標準メニューでは5279円で、ちょうど5%割安になる設定だ。年間だと約3200円の割引額になる(図4)。さらに電力とセット割引が2%あり、合わせて7%の割引率で都市ガスを提供する。

でも大阪ガスは日本で一番、エコウィルやエネファームなどコジェネに力を入れていて、割引率も高いんですよね。
「発電プラン」で比較しないと、本当にお得かは分かりません。