こんな記事を見つけました。
[続] シングルボードPC VPNパフォーマンス対決 - Raspberry Pi 2 参戦 « yamata::memo
Raspberry Pi 2は、さずがにpcDuinoを追い越すとまではいきませんでしたが、Raspberry Piの2倍~3倍ほどのスループットをたたき出しています。CPUが変わったことはVPNのパフォーマンス面でもいい効果が出ているようです。旧機種から価格もそれほど大きくは上昇していないことを考慮すると、なかなかのアップデートではないでしょうか。
RPi2で OppenVPNサーバーを動かした場合、だいたい30Mbps以上のスループットが出ているようですね。
先日建てた OpenVPNサーバーは、このblogを動かしている Webサーバーの上で動かしています。 これは外出先から家庭内LANへアクセスするときのために残しておこうと思っています。
# 前回の出張中に、嫁に WiFiリモコンの設定の仕方を説明するためにリモコンアプリの設定を消したら、リモコンを再登録できませんでした。
# 同一ネットワーク上にないからリモコンを検出できなかったという、当たり前の話ですね。 帰宅してから再登録しました。
# SONYの Video & TV SideView や torne mobileの外部予約および外部視聴登録も同じですね。
それとは別にAmazonプライムビデオや「らじる★らじる」用に外部のインターネットへアクセスするためだけの OpenVPNサーバーを建ててみたいと思います。
先ほどの記事では RPi2を使っていましたが、どうせなら RPi3を使ってみましょう。
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RPi3は消費電力が大きいようで、microUSB電源は 2.5Aの供給能力が推奨されています。
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実際には RSコンポーネンツで RPi3と純正ACアダプタがセットになったものが売っていたので、それを購入しました。
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ケースは今回は金属製のものを購入しました。 放熱性がいいかどうかはちょっと疑問ですが。
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microSDカードは 8GBのを購入。
RPi3のセットはこんな箱に入って到着。
ちなみに RPi3は日本製でした。
取り付け方法がちょっと変わってましたが、ケースの作り自体は悪くないですね。
さて、まずは OS(Raspbian Jessie Lite)のインストールから基本的なセットアップまでですが、
Raspberry Pi 3 Model B をインストールしてSSH接続できるようにしてみる – CLARA ONLINE techblog
を参考にしました。 いったんUSBキーボードとHDMIのモニタを接続しなければならないのが面倒ですが、SSHを使えるようにすれば、あとは TeraTermなどからリモートでログインできます。
ちなみにDHCP環境の有線LANに接続した Raspberry Piの見つけ方ですが、MACアドレスが b8:27:eb で始まっているものをルーター(PR-500KI)の「DHCPv4サーバ払い出し状況」から探します。
そこでMACアドレスを控えておいて、「DHCP固定IPアドレス設定」で固定IPアドレスを割り振るようにしています。
OpenVPNのインストールについては、
Raspberry Pi 3のファイヤーウォールを設定する
Raspberry Pi 3にOpenVPNをインストールする(サーバー編)
を参考にしました。
/etc/openvpn/server.conf で変えたところは、OpenVPNのポート番号を変更したのと、client-to-clientを無効(コメント)化、宅内はルーターのみ接続(push "route 192.168.1.1 255.255.255.255")、
push "tun-mtu 1500"
push "link-mtu 1542"
tun-mtu 1500
の追加(念のため)。 あと先頭の localは有効にしない方がいい(エラーが出た)みたいです。
Raspberry Pi 3にOpenVPNをインストールする(Androidクライアント編)
スマホに関係ファイルを送って接続もOK。 次の出張が楽しみですね。