昨日の朝は雨が強くて写真が撮れなかった青森ベイブリッジを渡る。 左下には八甲田丸が見える。 この構図は函館(ともえ大橋と摩周丸)とまるっきり同じだね。
一瞬R4に復帰したあと、11:37 県道259号線へ逸れる。 なるべく海岸線を走りたいのだ。
11:51 久栗坂でR4に再合流。 今回のツーリングでは自分の前で赤信号になって引っかかることが数え切れないくらいあった。 そしてそのあと3つくらい連続して、交差点に差し掛かると赤信号で停止させられるという。 よく出来てるわ。
11:54 浅虫温泉で広い芝生の広場を発見。 ここってキャンプしたらダメなのかな?
目の前には湯ノ島。
右手の遠くには裸島。 いいところだね。
12:00 夏泊入口交差点を左折して県道9号線へ入る。 いくつかの集落を抜けて海沿いに出れば、もの寂しい感じの道になる。 でも海岸はゴミが多いね...
この県道9号線は「夏泊ほたてライン」と言われているらしく、途中にいくつか店もあったのだが、平日のこんな天気ということでどこも閉まっていた。
12:14 夏泊半島のほぼ北端に位置する大島パークへ。
海岸線沿いに歌碑が並んでいる。 でも見どころは特にない。
晴れていれば下北半島が見えるのだろうか?
12:34 平内町でR4に復帰。 ホタテの直売所は狩場沢の辺りの方がたくさん並んでいる。
12:45 馬門交差点で左に分岐して県道243号線に入る。 まだ先は長いので、先を急ぐならそのままR4を走っていくべきなのだが、野辺地までキッチリと海岸線を走りたかった。
12:52 R279にぶつかる交差点に来た。 今回は西(津軽)から来ているので、この先の交差点を右に行けば南(東京方面)。 左に行けば北(下北半島)ということになる。 初めて来たとき以来、野辺地には「分かれ道の町」というイメージがある。
R4を北上してきた場合、現在の津軽と下北の分かれ道は松ノ木平交差点ということになる。
13:00 R4に復帰したのもつかの間、石坂交差点で県道8号線に分岐する。 交通量が少なく、イエローラインもないので快調に飛ばせる。 だが寒い! 気温は17℃まで低下している。 8月ですよね?
県道8号線の沿道には、小さな温泉がいくつも点在している。 ああいうところをはしごしながらのんびり旅をするのもいい。
13:36 青い森鉄道(旧JR東北本線)の三沢駅に到着。 外にトイレが開放されているからありがたい。
だが目的はそちらではなく、この古ぼけた建物。
ここは十和田観光電鉄線の旧三沢駅だ。 5年前に廃線になっているのだが、駅自体はバス停として残っている。
再開発のために来春までに取り壊されるという記事を少し前に読んだので、ルート上にあることだしと立ち寄ってみたのだった。
中に入ってみよう。
中のそば屋は廃駅になったあとも営業を続けている。 小腹が減ったので食べていこう。
券売機で食券を買ってカウンターに座る。 テレビでは夏の高校野球をやっている。 年配の男性客(地元の金融機関の役職者?)の長話に適当に相槌をうつお店のおばちゃん。
1番人気というスペシャルそば(420円)。 味付けたまご(60円)も気になったので1個もらう。
個人的に月見(生卵)が得意ではないのだけどこれは美味しかった。 山菜とかき揚げもいい感じ。 おかげで身体が温まった。
駅の窓口だったところは、今も掲示物がたくさん貼られている。
ガラス窓越しに旧ホームを見ることができた。
確かにとっくに役割を終えた建物なのだろうけど、地元の人にとってはこの風景がなくなると寂しいだろうな。
なーんてセンチメンタルになっている場合ではない。 今日はまだまだ先が長いのだ。
13:55 出発する。
灯台巡り編へ続く